2024年2月4日、AC長野パルセイロ・レディースがキャンプを行っていたタイにて「サッカーを楽しもう!サッカーは世界へつながっている!」をテーマに、現地の児童養護施設の子どもたちを招待した国際交流イベントを実施しました。また、このイベントはWE ACTION DAY 初の海外開催となりました。
「Enjoy!サッカー!inタイランド ~世界はひとつ~」と題された今回のイベントには、現地の児童養護施設の子どもたち31名が参加。今回のイベント開催を現地でご支援いただいたKITZ THAILANDの従業員の方、子どもたち、選手が3人1組になり、様々なアクティビティやサッカーを一緒に体験しました。アクティビティのプログラムには、グループで協力して課題をクリアしていくというコミュニケーションの大切さを学ぶメニューが盛り込まれており、タイ語、英語、日本語を全員が駆使しながらコミュニケーションを図りました。
この日は、事前にAC長野からプレゼントされた選手とおそろいの特製ユニフォームを着て子どもたちはイベントに参加。最初は緊張している様子も見られたものの、アクティビティやサッカーを一緒にするうちに自然と笑顔が見え始め、最後には楽しそうな声と明るい笑顔があふれていました。
AC長野はこれまでも、「誰もがスポーツを楽しむ機会を地域に創造する」ことを目指し、長野市と共催したサッカーやパラスポーツの体験会等も開催してきています。サッカーを通じて、現地の子どもたちと一緒にスポーツを楽しむ機会を創出したいとの想いから実現に至った今回のイベント。「サッカーは世界をつなぐ競技。どんな境遇にあっても、サッカーをすることで一つになれる。世界はひとつというイベント名には、みんなで一緒にサッカーをして、サッカーを楽しもう!」とのメッセージが込められていました。
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今回のイベントを通じて、選手やスタッフたちにとっても、サッカーを通じて社会に貢献していくことの大切さやチームの存在価値を改めて認識する機会となりました。
写真:©︎2008 PARCEIRO