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レポート
2023.11.08
2023 WE MEETING レポート

*画像はセレッソ大阪ヤンマーレディースとのWE MEETINGから抜粋


公益社団法人日本女子プロサッカーリーグ(WEリーグ)は、WEリーグに所属する選手と髙田チェア・小林理事とが直接コミュニケーションをとる「WE MEETING」を、各クラブとオンラインで開催。WE MEETINGは、2021年のリーグ開幕の時からはじめ、今年で3回目。2023年3月~5月に2022-23シーズン参加の11クラブ、10月に今シーズンから参入したセレッソ大阪ヤンマーレディースの選手とコミュニケーションを取りました。

髙田チェアからは、これまでのキャリアとWEリーグの可能性について、小林理事からは、世界の女子サッカーの現状やフットボール面でのWEリーグの魅力についての共有があり、その後2つのグループに分かれてディスカッションを行いました。髙田チェアとはWEリーグの価値について、小林理事とはフットボール・テクニカル面での強み・魅力について、参加選手全員が発言しました。

髙田チェアとのグループディスカッションでは、「選手の意見ひとつ一つに耳を傾けてくれたことが嬉しかった」、「組織の1番上のチェアと意見を言えるのはすごくいい機会」など、チェアとのダイレクトなコミュニケーションを歓迎する発言や、「公式戦の試合数を増やしてほしい」や「リーグ全体での露出をもっと増やす必要がある」など、選手が日々感じている課題の共有もありました。 また、「他競技団体と積極的な交流を行ったり、Jリーグのクラブと連動した企画を行っていく」などの積極的な提案もありました。

小林理事とのグループディスカッションでは、「自分の強みを知ってもらい、観客にそこに注目して見てもらえれば、もっとサッカーを楽しんで見てもらえると思った」や、「まずは自分自身の良さを理解しなければ、WEリーグの魅力が伝わらないと思うので、今回のこの機会でそれぞれが自分の魅力を口に出して言うことができて良い時間になった。」など、ディスカッションを通して自分たちの強みを発信していく大事さを表現するコメントが多くみられました。

WE MEETINGは、WEリーグ所属の全選手とチェアと話す貴重な機会です。時間は限られていますが、WEリーガーの意見や気持ちを直接知ることは、リーグとしても非常に重要なことだと捉え、参考にしていきたいと考えています。今後も定期的に今回のようなミーティングを開催しながら、WEリーグが掲げる理念やビジョンを実現するための様々な活動を行っていきます。

WEリーグ チェア 髙田春奈 コメント

「WEリーグというスタートしたばかりの大きなチャレンジをする組織としては、そこに所属する選手たちの意見は非常に重要なものだと考えています。オンラインで短い時間ではありましたが、選手と直接対話し、どのような気持ちでプレーしているのか、プロ化した影響はどういったところにあるのか、WEリーグをどう捉えているのか、など様々な意見をもらいました。課題はたくさんありますが、今後もコミュニケーションを継続しながら、より良いリーグを共に作っていきたいと思います。」

WEリーグ 理事 小林美由紀 コメント

「3回目のWE MEETINGですが、選手の発言を聞いていて、しっかりと話せる選手が増え、プロ意識が少しずつ芽生えて来たことを改めて感じました。チームによってカラーが異なり、新しい発見もありました。チェアが選手全員と直接話したり、競技以外のトピックでミーティングをするのは、スポーツ団体では、WEリーグだけではないでしょうか。ここで話したことをしっかりとリーグでも受け止めて、選手がより一層輝く場にしていきたいと思います。」

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