10月16日(金)、岡島喜久子チェアが内閣府を訪問し、橋本聖子 女性活躍担当大臣・内閣府特命担当大臣(男女共同参画)との意見交換会に出席しました。
大臣室で行われた会の冒頭、橋本大臣より「チェアご就任おめでとうございます」と声をかけられた岡島チェアは、「ありがとうございます。昨日参入クラブを発表することができ、一息ついたところです。これから始まるという気持ちでいます」と笑顔で答えました。また、WEリーグが掲げる理念・ビジョンについて、橋本大臣は「WEリーグはコンセプトがしっかりしている。選手はもちろん、監督、コーチ、スタッフ、審判員も女性の育成をしていくと伺った。まさに『女性活躍リーグ』。期待しています」とコメント。「年内に策定する男女共同参画の第五次計画に、女性スポーツに対する支援内容を盛り込んでいきたくアドバイスをいただきたい」とご挨拶をいただき、その後メディア非公開で約30分間の意見交換を行いました。
会終了後、メディア取材に応じた岡島チェアは「WEリーグの準備状況をご報告したほか、女性スポーツの発展について私が住むアメリカの事例をお伝えした。アメリカには『タイトルナイン』と呼ばれる法律があり、連邦政府が財政支援を行う教育機関は男女平等でなければならない。大学に入ってきたお金を男女平等に使うということで、女子の団体スポーツにもお金が行きわたり発展につながった。WEリーグでも参入基準のひとつに『役職員の50%以上を女性とする』という基準を設けた。まずはルールを変える、そのきっかけによって女性スポーツの発展につながることもあるのではないかと意見を述べさせていただいた」と話し、活発な意見交換会を振り返りました。