公益社団法人日本女子プロサッカーリーグ(WEリーグ)は、以下のとおり、役員人事が決定いたしましたのでお知らせいたします。
役員体制を業務執行理事3名へと変更をし、より担当領域に長けた人材を配置。各理事の担当領域の明確化することで、WEリーグの認知度向上、ブランディング強化に力を入れていきます。
(1) 新任理事の氏名
松岡 けい(まつおか けい)
(2) 就任日
2023年5月31日
(3) 任期
2024年9月開催予定の定時社員総会の終結の時まで
【業務担当領域】
髙田 春奈 チェア:経営戦略、マネジメント担当
松岡 けい 理事:広報、マーケティング担当
小林 美由紀 理事:理念推進、フットボール担当
新しくWEリーグのメンバーに加われたことを大変うれしく思うと同時に、日本の女子サッカーを盛り上げていくという使命に身の引き締まる思いです。日本の女子サッカーはW杯優勝や数々の偉業をすでに成し遂げているものの、まだ非常に多くの可能性があります。「女子サッカーがサッカーをコンプリート(完全に)する」-女子サッカーがサッカーというスポーツを楽しむ上で必要不可欠な存在とするべく、素晴らしいアスリート、クラブにスポットライトを当て、WEリーグをより多くの皆様に触れていただけるような活動に尽力してまいりますので、何卒よろしくお願いいたします。
WEリーグ2シーズン目もあと2試合を残すのみとなり、熱い試合が繰り広げられています。スタジアムで繰り広げられているサッカーをより高いレベルにしていくこと。そして、その中心にいる選手をピッチ内外でもより魅力的に輝くようにしていくことで、WEリーグが多くの人に共感を呼び、理念の実現につながると信じています。世界で最も愛されているスポーツのひとつであるフットボール。この1-2年の欧米の女子サッカーの盛り上がりは、ジェンダー平等社会の流れを反映したものであり、まさにスポーツが社会を変える一例にもなっています。WEリーグの理念実現に向けて、髙田チェアを筆頭に、女子サッカーの可能性、社会的価値を熟知した松岡氏とともに、リーグ事務局、クラブ、協会、地域、パートナー企業、関係者など、サッカーを愛する皆様と一丸となり、一人ひとりが自分らしく生きていける社会に一歩でも近づけるように、まい進していきます。
このたび、スポーツ界のあらゆる立場で経験を積み重ねてきた松岡氏を業務執行理事として迎えられることを嬉しく思います。特に世界の女子スポーツが飛躍していく姿をメディアの立場から盛り上げられた経験は、WEリーグを世界に誇れるプロサッカーリーグとして成長させていく上で、大きな力となると思います。ここから、競技面で女子サッカーの歴史を切り拓いてきた小林氏と常勤3名体制となりますが、リーグ内の職員はもちろんのこと、クラブ、協会、地域、パートナー企業、様々なステークホルダーの皆様と共に、WEリーグの理念でもある多様な人々が輝く社会づくりに貢献していけるよう、頑張ってまいります。