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レポート
2023.05.08
WE ACTION DAY AC長野がボッチャ体験とサッカー教室を3会場で開催

2022-23 Yogibo WEリーグ第14節4月22日に、AC長野パルセイロ・レディースがWE ACTION DAYの活動を長野県内の3会場で行いました。長野市で「Enjoy!ボッチャ!」を、諏訪市と宮田村で「Enjoy!サッカー!&クリーン作戦」を行ないました。



多様なスポーツ体験イベントで幅広い年代の参加者とボッチャを楽しむ

「Enjoy!ボッチャ!」は長野市のホワイトリングで開催されたイベント『ホワイトリングでスポーツを楽しもう!&キッチンカー祭り』の中で実施しました。年齢も性別も問わず多様なスポーツを体験できる当日参加型のイベントには365名が来場し、のべ616名が参加しました。

5種類のスポーツ体験が行われた会場では、「ボッチャ」をAC長野パルセイロ・レディース、「車いすラグビー」をK9長野、「フットサル」をボアルース長野、「ブレイクダンス」や「ポールウォーキング」など地元のアスリートらと参加者が一緒に楽しみました。

中村恵実選手、川船暁海選手、安倍乃花選手、奥川千沙選手、橋谷優里選手が3つのコートに分かれてボッチャ体験をしました。ボッチャは「ジャックボール」と呼ばれる白いボールを最初に投げて、赤と青の2チームが6球ずつ投球し、ジャックボールへ自球をいかに近づけるかを競うスポーツ。パラリンピックの正式競技は、奥が深くて即席のチームながらも協力してエンジョイ。2歳から年配の方まで幅広い参加者が、笑顔でボールを投げていました。

母親と一緒に体験した4歳の清水理来さんは、「ボッチャは難しかったけど、楽しかった。ママと一緒に応援している、大好きなパルセイロの選手と同じチームになれてよかったです」とうれしそうにしていました。

参加者と積極的にコミュニケーションをとっていた奥川選手は、「今日はすごく楽しかったです。ボッチャは誰とでもできて、みんなで盛り上がれました。駆け引きが面白いスポーツなので、最後まで楽しめました。コロナ禍でこんな機会が設けられなかったので地元の方々と交流できてうれしかったです」と笑顔で話しました。



サッカー教室とごみ拾いを通じて地元の子どもたちと交流を深める

諏訪市の諏訪湖ヨットハーバーグラウンドで行われた「Enjoy!サッカー!&クリーン作戦」では、サッカー教室とごみ拾いを行ないました。3歳から中学3年生までの86名が参加しました。

まずは、AC長野パルセイロ・レディースの田代久美子監督が開会のあいさつをしてスタート。選手11名が自己紹介とともに、さまざまなリフティングを披露すると会場は大盛り上がり。2人1組で行う難しいワザにも歓声があがりました。

そして、さまざまな種類の鬼ごっこを行なって選手も参加者も一緒になって楽しみました。さらに8チームが4コートに分かれてミニゲーム。2つのボールを使って行われたので、一瞬も目を離せないおもしろい展開が次々と起きていました。

ゲームの後は、グラウンドのゴミ拾いを行ないました。すっかり選手と打ち解けた参加者たちは、笑顔で楽しみながら清掃活動。美しいグラウンドになり、最後はお楽しみ抽選会で選手たちが用意したプレゼントを当選者に手渡しました。



イベントが行われた諏訪市出身の伊藤有里彩選手は、「小中学校のときは、このグラウンドで練習するチームでサッカーをしていました。いろんな思い出がある場所でイベントができて感慨深かったです。当時はGKもフィールドプレイヤーも両方していたので、ゴールを守る厳しさや点を決める楽しさが蘇ってきました。80人を超える子どもたちに集まってもらってうれしいですし、パルセイロの選手を目指してがんばってもらいたいと思います」と、語りました。

伊藤選手を輩出したクラブでプレーしている小島和華さんは「パルセイロの選手みんながとても上手かったし、いいパスをもらえてよかった」と、貴重な体験を喜んでいました。

3つのイベントを開催し、多くの人々とふれあえた1日となりました。選手と参加者が、一緒に同じ体験をすることでお互いの距離がより近く感じられたようでした。

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