3/26(日)13:00キックオフ ユアテックスタジアム仙台
試合が動いたのは25分、日テレ・東京ヴェルディベレーザは#20木下桃香がセンターライン付近でボールを奪うと、#10小林里歌子とのパス交換から再びボールを受け先制点を決めます。さらに31分には#11藤野あおばが右サイドから切り込んで2点目を獲得。東京NBが2点をリードして試合の前半を折り返します。後半も開始から東京NBの猛攻を受けていたマイナビ仙台レディースは、53分に#10中島依美がゴール前でパスカット。パスを受けた#14松窪真心がWEリーグ初ゴールを決め1点を返します。逆転に向けて反撃したいマイ仙台でしたが、退場者を出し数的不利の展開に。東京NBは多くのシュートを放ちながら追加点を奪えなかったものの、2-1のリードを保ったまま勝点3を獲得。これで6試合負けなしとなりました。
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マイナビ仙台レディース
松田岳夫 監督
退場者を出して苦しい展開になりましたが、最後まで戦った選手の頑張りを評価したいと思います。退場者が出たから勝てなかったのではなく、数的同数の時、守備での1対1で後手に回り2失点を許したことが敗因だと感じています。前線の高い位置からプレッシャーをかけようと話し、ある程度意図したプレーは出来ていました。しかし残念ながら2失点を許しているので課題は多いと感じています。またシュートで終わる場面が少なかったので、相手のペナルティエリアに入るには何かもう一工夫がないとゴールが手に入らないという印象を受けました。改善点はたくさんありますが、人数が少なくなってから約30分以上の間、全員が勝利を求めて戦ったことは次に繋がると思います。この敗戦を勝利に繋げるために、また1週間しっかりと積み上げて次の試合に臨みたいです。
日テレ・東京ヴェルディベレーザ
竹本一彦 監督
今日の仙台戦はシーズン折り返しの初戦でした。まずは今日寒い中、東京から応援に来ていただいたサポーターの皆さん、本当にありがとうございました。試合中の応援がすごく心強かったです。試合は前半に2点を取ることが出来て良い流れで進みましたが、仙台さんのクロスやツートップのカウンターは脅威でした。後半の早めに3点目を取りたかったです。相手に1人退場者が出て11対10になり、数的優位のアドバンテージを活かしてゲームを進めたかったのですが、逆に仙台さんとしてはやることが明確になりチームがまとまっていたので、それを乗り切ることで精一杯になってしまいました。そこの改善も含めて次の試合に向けてさらに成長していきたいと思います。仙台さんの気構えがすごく高かったので、本当に苦しい試合になりました。悪天候の中で勝利という結果を残した選手たちを褒めたいです。