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インタビュー
2021.06.09
【WE INTERVIEW #22】~木下栞選手(ちふれASエルフェン埼玉)~


揺るぎない存在感を放てるように

 

中盤で攻撃を組み立てるポジションだった木下栞は、18歳の時にセンターバックへコンバートされて初めて、“守備の要”というモチベーションに触れた。そこから10年をかけて、彼女はちふれASエルフェン埼玉の頼れる守備の要になっている。このチームに来てからさらにセンターバックの奥深さを知ったと言う木下。プロリーグの舞台では、目標とする先輩との対決が叶う。その瞬間へ彼女は持てるものすべてに磨きをかける覚悟だ。

  

——小さい頃からずっとサッカー一筋ですか?

小さい頃はバスケット、水泳、空手・・・、色んな習い事をしていました。小学校を卒業する時、日テレ・メニーナ(当時)のセレクションに受かったので、サッカーが続いた感じです(笑)。周りは上手い人だらけで、目の前のことに必死に食らいついていたら、ここに立っていました(笑)

 

——センターバックへコンバートされた時、戸惑いはありましたか?

最初は試合の流れを作っていく中盤のポジションに魅力を感じていたんですけど、経験していくうちにセンターバックでのプレーが楽しくなってきました。特に、菅澤大我監督(昨年まで指揮)に「センターバックでも色んな駆け引きがあって、攻撃でもやれることはある」と教えてもらったことで、今までのサッカー観が覆って広がりを感じるようになりました。

 

——サイドバックは攻撃に加わる印象がありますが、センターバックはポジションを放棄して前線に行くわけにもいかない。難しい部分もあるのではないでしょうか?

センターバックは、次にプレーする選手の選択肢を広げるためのスタートだと思います。ゴールに繋がるビルドアップをしやすくするために考えて動くことが楽しいです。

 

——木下選手が理想としているセンターバック像は?

自分の中にずっとあるのは、日テレ・東京ヴェルディベレーザのイワシさん(岩清水梓選手)です。ずっと一緒にプレーさせてもらっていて、センターバックらしいセンターバックだと思いました。いるだけで安心させて、周りの選手を使うプレーがすごく上手い。そこは私にまだ足りないところです。なので常にイワシさん(岩清水梓選手)が理想で目標です。

 

——WEリーグが開幕したら直接対決が実現するかもしれないですね。

本当に楽しみです!センターバックになってからイワシさん(岩清水梓選手)とずっと一緒に練習してきたヘディングは、今の自分の生命線です。これまで磨いてきたので、対決できるなら勝ちたい。成長を見てほしいです!

 

——プレシーズンマッチで感じたことは?

プレシーズンマッチを通して、個人のレベルを上げることが大事だと感じました。チーム練習が終わった後、1対1やクロス対応のトレーニングに取り組んでいます。

 

——プレシーズンマッチで出た課題を踏まえて、どんなサッカーを目指していきますか?

攻める時間帯をもう少し増やしたくて、そのためには積極的な守備が必要。前線で良い奪い方をして、チーム全体で攻撃に転じられるようにしていきたいです。

 

——今年就任した半田悦子監督はどんな監督ですか?

選手の意見をすごく尊重してくれる監督だと思います。選手同士でもコミュニケーションを取ることが多いので、自分が思っていることを伝えられてやりやすいですね。

 

——今年の私は〇〇が違う!にあてはまるものはありますか?

今年の私はスケールが違います!パーソナルトレーニングを入れてここ2、3年で身体は大きくなりましたが、それに加えて、いるだけで安心してもらえる存在感を身につけていきたいです。

 

——WEリーグで一番〇〇な選手になる、というのはありますか?

一番睡眠にこだわる選手でしょうか(笑)。プロになってケアをする時間が増えたので、できるだけ寝るように心がけています。特に枕にこだわっていて、より良い睡眠を得るために色んな枕を試しました。遠征にマイ枕は欠かせません。

 

——最後にファン・サポーターのみなさんにメッセージをお願いします。

WEリーグでは厳しい戦いが続くと思います。でも、全員で粘り強く戦うことだけは、どんな状況でもどんな試合でも絶対にやり抜こうとチームで決めているので、その気持ちが入ったプレーを観に来て、何か感じていただけたら嬉しいです。応援よろしくお願いします。





【プロフィール】

木下栞 (きのした しおり)

1992年8月17日生まれ、神奈川県出身

DF、背番号2

関谷SC日テレ・メニーナ →日テレ・ベレーザ → AC長野パルセイロ・レディース → ちふれASエルフェン埼玉

 

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