公益社団法人日本女子プロサッカーリーグ(WEリーグ)は、第3回目となる「WE DIALOG」を開催しました。昨シーズン同様、日本プロサッカー選手会(JPFA)女子支部に所属する選手の代表者と、WEリーグ、公益財団法人日本サッカー協会(JFA)のメンバーが一堂に集まり、直接コミュニケーションをとりました。
今回は、公益社団法人日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)のオフィスで開催しました。野々村芳和チェアを始め新しい役員体制のもと、日本の女子サッカーの発展・WEリーグの成長に向けて、さまざまな課題に対して活発なディスカッションが行われました。
今後も定期的に今回のようなミーティングを開催しながら、WEリーグが掲げる理念やビジョンを実現するための様々な活動を行っていきます。
2024年12月16日(月)
JPFA
有吉佐織 副会長 アルビレックス新潟レディース
松本泰介 副会長 JPFA業務執行理事/弁護士
平尾知佳 監事 アルビレックス新潟レディース
廣澤真穂 クラブ代表者 マイナビ仙台レディース
林香奈絵 クラブ代表者 ジェフユナイテッド市原・千葉レディース
田中桃子 クラブ代表者 日テレ・東京ヴェルディベレーザ
平田ひかり クラブ代表者 ノジマステラ神奈川相模原
奥川千沙 クラブ代表者 AC長野パルセイロレディース
森中陽菜 クラブ代表者 セレッソ大阪ヤンマーレディース
桑原藍 クラブ代表者 INAC神戸レオネッサ
川澄奈穂美 アドバイザー アルビレックス新潟レディース
WEリーグ
野々村芳和 チェア
安達健 専務理事
海堀あゆみ 理事
大滝麻未 理事
森本譲二 理事(日テレ・東京ヴェルディベレーザ 実行委員)
山本英明 理事(アルビレックス新潟レディース 実行委員)
黒田卓志 事務総長
小林美由紀 WEリーグエグゼクティブアドバイザー
JFA(オブザーバー)
宮崎英津子 女子部 副部長
今回、初めて「WE DIALOG」に参加させていただきました。選手の皆さんが率直にご意見を述べられ、またその真摯な姿勢に触れることができたことに深く感謝しております。こうした対話を通じて、相互の理解を深めることができたのは、何よりの成果だと感じています。
選手の皆さんはWEリーグの主役であり、その方々がピッチ上でさらに輝けるよう、環境を改善していくことが私たちにとって最も重要なミッションです。しかし、それは一朝一夕で解決できる課題ではありません。むしろ、継続的に粘り強く取り組むべき課題であると、改めて認識する機会となりました。
この課題に向き合うにあたり、選手、クラブ、そしてリーグが共通認識を持ち、連携しながら進めていくことが不可欠です。また、女子サッカーの成長は今後の日本サッカー全体の発展における重要な鍵であり、その中心にいるWEリーグが担う役割は非常に大きいと感じています。
今後もコミュニケーションを大切にしながら、WEリーグの理念実現を目指して活動を続け、日本サッカーの発展、ひいては社会全体の発展に寄与していきたいと思います。今回の貴重な機会に感謝し、一歩一歩着実に取り組んで参ります。
まずは、第3回WE DIALOGを行えたこと、嬉しく思います。 私自身は初めてのWE DIALOGへの参加で、雰囲気があまりわからない状態で望みましたが、選手・WEリーグ・クラブ・JFAがWEリーグを良くしようという真剣な話し合いに入れていることがとても幸せなことだと感じました。
9月末からWEリーグの役員体制が変わり選手たちは不安に感じることが増えたと思いますが、今回のWE DIALOGを通して、一緒にWEリーグを盛り上げ、一緒に歩んでいける関係性だと感じることができたので、選手としてはサッカーに対しての姿勢や結果を示していけるよう、より一層頑張りたいと思いました。
今回大変貴重な経験をさせていただき、サッカーに集中することはもちろん、クラブでの活動以外でも女子サッカーを盛り上げるために選手一人一人が何をできるか考え、行動していくことが大切だと思います。私自身も何ができるか考え、行動していきたいと思いました。
ありがとうございました。
今回のWE DIALOGでは、新体制に関する説明をしていただき、選手側から環境面についての要望などをお話しいたしました。
第1、2回WE DIALOGとは違う場所での開催であり、出席メンバーも異なっていたため、初めは少しだけ緊張感があったような気がします。
会議が進むにつれて意見交換も活発になり、選手側からも様々な発言ができました。
対話することで、お互いを理解したり、新たな問題やアイデアを発見できたり、とても有意義な時間でした。
それぞれ立場が違うので、それぞれの主張があることは当然ですが、「女子サッカー発展のために何をすべきか」ということに全員が本気で向き合っているということを再認識できました。
お忙しい中でこの様な場を設けてくださったWEリーグや関係者の皆様に感謝していますし、今後もWE DIALOGを継続してWEリーグと選手会が手を取り合い益々発展していければと強く感じました。